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園バス置き去り防止ブザー設置について

2023年04月19日(水)

関係者各位

令和4年9月、静岡県で発生した痛ましくあってはならない事件。

四恩幼稚園としても他人事ではなく、
①バス運転手マニュアル
②バス添乗マニュアル
③園児出席確認の再確認
を全職員対象に徹底を図り、保護者の方へ周知しました。

そして2023年4月1日より、幼児等の所在確認と送迎用バス等への安全装置の装備が義務化されました。
四恩幼稚園の取り組みを下記の通りまとめさせていただきます。

・所在確認や安全装置の設置
誰が運転・乗車するかにかかわらず、バスの乗車・降車時に、幼児等の所在の確認が確実に行われるようにするため、府省令等の改正により、幼児等の所在確認と安全装置を設置済み。
→日テレ、TBS、Yahoo!ニュースなどでも四恩幼稚園の取り組みが取り上げられております

・安全装置の仕様に関するガイドラインの作成
安全装置の装備が義務化されることを踏まえ、置き去り防止を支援する安全装置(仮称)の仕様に関するガイドラインを作成し、全職員へ周知済み。
また、別で運転手マニュアル、添乗職員マニュアルの見直しをした。

・安全管理マニュアルの作成
車側の対策である安全装置の装備との両輪として、送迎用バス運行に当たって園の現場に役に立ち、かつ、分かりやすく、簡潔な、安全管理の徹底に関するマニュアルの策定を行った。

・早期のこどもの安全対策促進に向けた「こどもの安心・安全対策支援」
(1)送迎用バスへの安全装置導入
→実施済み
(2)登園管理システムの導入支援
→5年前より導入済み
(3)こどもの見守りタグ(GPS)の導入支援
→園児のGPS機能の導入はしていないが、バスに対してGPSを取り付けています。こどもの見守りにおいては、園内複数箇所に見守りカメラの導入、ICTによる園児管理、担任及び事務員、管理者による園児管理を毎日行っています。
(4)安全管理マニュアルの動画配信や研修の実施等
→全職員に対しマニュアルの周知徹底、バスに関わる職員全員に対しての研修を実施済み

引用 https://www.rescuenow.co.jp/blog/column_20230215

置き去り防止ブザーの導入にあたり、ご近隣の皆様には大きな音でのご迷惑をおかけすることがございます。

四恩幼稚園のバスブザーは2種類搭載されております。
一つ目は運転手がエンジンを停止した際に車内ブザーが鳴ります。※音は大きくありません
運転手は園児席後方にあるブザー停止ボタンを押し、車内ブザーを停止させ、後方座席より目視確認にて全園児席の残留園児確認を行います。

二つ目は一つ目のブザーを停止させた5分後に赤外線センサーにて動きを感知した場合のみ作動する車外ブザーです。
万が一残留園児がいた場合に作動するもので、爆音が鳴り響きます。この赤外線センサーは些細な動きにも反応する物であり、窓の空いた状態で風が車内に入り込んでも鳴ります。
しかしながら機械ですので、誤作動がないとは限りません。もしも作動してしまった際には職員がすぐにバスへ向かいますのでご安心ください。


どうか痛ましい事件を繰り返さないため、ご理解とご協力をお願い申し上げます。

四恩幼稚園 園長代理 築山柊二

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